SEL1635GM vs SEL24F14GM【犬撮りでの使い勝手と写りの差】

SEL1635GM vs SEL24F14GM どっちを選ぶ?

SEL1635GMの内容
SEL1635GM
SEL24F14GMの内容
SEL24F14GM

ソニーα7IIIなどのフルサイズカメラで優れた広角レンズを検討する際に悩ましいのが「SEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)」と「SEL24F14GM(FE 24mm F1.4 GM)」の2本ではないでしょうか。

私の場合、最初はSEL24F14GMを買うつもりだったものの、品切れ1ヶ月待ちの状態だったので・・時点候補だったSEL1635GMを買いました。

ですが、最終的にはSEL1635GMを手放してSEL24F14GMに入れ替えました。

 

そこで同じように悩んでいる方に向け、両方のレンズを実際に使って感じていることと失敗しにくいと思える選び方をご紹介します。

(なお、風景がメインなら「SEL1224G」も候補に入りそうですが・・犬がメインだと微妙な気がするので除外します🙏)

私の場合、犬(小型犬)の撮影のみでの判断です。ですので、撮りたい被写体が異なる方は参考程度にご覧頂けると幸いです。

以下は一応、レンズのレビューなので例によってカメラは一部を除き同じ設定でのJPEG画像をlightroomで露光(明るさ)のみ修正したものです。稚拙な写真ですが、写りの参考となれば幸いですm(__)m
※SEL1635GMは基本、縦持ちアクション用として使っていたので特にヘッポコばかりすみません💧

SEL1635GM 対 SEL24F14GM それぞれが優れているポイント

結論からお伝えすると、

  • 描写を重視するなら『SEL24F14GM
  • 利便性を重視するなら『SEL1635GM

と、となります。使ってみなくても分かるレベルの結論・・。

でも、本当にこれしか言いようが無いんですよね💦ガッカリさせてごめんなさい。。

SEL24F14GMとSEL1635GMの描写に関して

SEL1635GMのサンプル1
α9+SEL1635GM
ISO800 16mm f2.8 1/1000sec
SEL24F14GMのサンプル1
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f1.8 1/400sec

愛犬を可愛く撮るのも背景と一緒に雰囲気のあるタッチを狙うのもSEL24F14GMの方が優れていると思えています。

 

 

SEL1635GMのサンプル4
α9+SEL1635GM
ISO100 24mm f2.8 1/250sec
SEL24F14GMのサンプル4
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f1.8 1/800sec

SEL24F14GMはまだまだ使いこなせておらず、テキトーなサンプルばかりで申しわけございませんが・・ファインダーを覗いた瞬間に分かるほどの差を感じます。

 

 

SEL1635GMのサンプル5
α9+SEL1635GM
ISO125 16mm f2.8 1/250sec
SEL24F14GMのサンプル5
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f1.4 1/800sec

ただし、犬と1メートル以内に接近し、尚且つF1.4~F4.0くらいの解放よりで撮る場合に限ってです。

 

 

SEL1635GMのサンプル3
α9+SEL1635GM
ISO125 24mm f8.0 1/60sec
SEL24F14GMのサンプル3
α9+SEL24F14GM
ISO160 24mm f8.0 1/250sec

(シチュエーションや設定が違いすぎるためいまいち分かりづらくてすみません🙏)

それ以上に離れた距離やF8くらいに絞って撮った場合の差は・・よくよく見比べてみないと気づかないレベル。開放付近での超・接近戦でこそ真価を発揮するような・・ある意味、50mm以上の単焦点レンズより尖った使い勝手の局地戦用レンズですね💦

※追記:愛犬から2メートル程度離れた距離でも開放付近(F1.4~F2.8)だとタッチにかなり差がでる印象です。

 

SEL1635GMのサンプル6
α9+SEL1635GM
ISO160 19mm f2.8 1/250sec
SEL2470GMのサンプル1
α9+SEL2470GM
ISO100 24mm f2.8 1/500sec

一方、SEL1635GMの写りは標準域のSEL2470GMより少し良いように感じていたものの、だいたい同じ感じの写りと感じています。(悪いという意味ではなく、流石は最高峰ズームの一角と感服させられる写り)

 

 

SEL1635GMのサンプル7
α9+SEL1635GM
ISO500 23mm f4.0 1/250sec
SEL24F14GMのサンプル6
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f2.0 1/250sec

ちなみにSEL1635GMは解放でF2.8、4隅寄りの玉ぼけが綺麗な丸に近くなるF4~F5.6辺りがベターなのでしょうが、私はついついボケ具合を求めてほぼほぼ解放で使っていました。

なので私にとって、焦点距離が辛いもののF2.8くらいまで絞ると綺麗な玉ぼけとなる。この2段明るいところがSEL24F14GMの大きな魅力と感じています。

以上、写り(描写)に関してはSEL1635GMでも十分に満足出来ていたものの、SEL24F14GMの表現の幅を知ってしまうと戻れないと感じています。

 

SEL1635GMのサンプル2
α9+SEL1635GM
ISO640 17mm f2.8 1/2000sec
SEL24F14GMのサンプル2
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f1.4 1/1250sec

なお、広角レンズで気になる周辺での歪み(犬の顔などが歪んで写る)は16mm側ほど顕著だったので24mm同士なら同じくらい。隅っこで撮らないように気を付ければおおむね大丈夫と思えています。

周辺減光(4隅が暗く写る)は解放付近だとSEL1635GMより気になる事が多いと感じます。

SEL24F14GMとSEL1635GMの利便性に関して

当たり前ですが、SEL24F14GMが24mm固定に対してSEL1635GMは16mm~35mmの範囲でズーム出来ること。

SEL1635GMの焦点距離16mm
α9+SEL1635GM
ISO200 16mm f2.8 1/250sec
SEL1635GMの焦点距離25mm
α9+SEL1635GM
ISO250 25mm f2.8 1/250sec
SEL1635GMの焦点距離35mm
α9+SEL1635GM
ISO250 35mm f2.8 1/250sec

やはりズームは便利!とくに人が多い会場などポジション取りしづらい状況ではズームのありがたみを思い知ります。

まあ、25~35mmの望遠側はSEL24F14GMがかなり寄れるおかげで今のところは問題なし。ですが、SEL1635GMで重宝していた16mm~23mmは結構痛いと感じています。。

実際には半歩~1歩下がることで代用できるはずですが・・SEL1635GMで撮っていた感覚がなかなか拭えなくて苦労してます。かといって、仮にSEL16F14GMとか出ても買わないでしょうしねぇ。

まあ、これ以上下がれないところで広大な景色を撮ることはそうそうありませんので、焦点距離の差は慣れでカバーして行くつもりです😅

ズーム以上に痛い!AF合焦速度の差

SEL1635GMのサンプル8
α9+SEL1635GM
ISO200 16mm f2.8 1/2000sec
SEL1635GMのサンプル10
α9+SEL1635GM
ISO640 16mm f2.8 1/2000sec

私はSEL1635GMをほぼ、アクションシーン撮り用のレンズとして使っていました。

なので、AF(オートフォーカス)の合焦速度(ピントが合うスピード)の差がかなり痛いです💦

 

SEL1635GMのサンプル9
α9+SEL1635GM
ISO100 24mm f2.8 1/4000sec
SEL24F14GMのサンプル7
α9+SEL24F14GM
ISO160 24mm f1.8 1/2000sec

SEL1635GMは爆速レベル!AF-ONを押せばほぼ瞬間に合うのに対してSEL24F14GMはスッと合う感じで0.5秒ほど遅い・・普通に撮る分には気にならないレベルながら、この一瞬のモタつきがかなりの差と感じます。

 

 

SEL1635GMのサンプル11
α9+SEL1635GM
ISO250 16mm f2.8 1/2000sec
SEL24F14GMのサンプル8
α9+SEL24F14GM
ISO100 24mm f2.8 1/3000sec

特に「目の前で投げたボールをキャッチするシーン」や「併走して撮る」ような動きの速いシーンはSEL24F14GMでも撮れなくはないものの、焦点距離が長いのと合わせて無茶苦茶厳しくなったと痛感しています。。

SEL24F14GMはF1.4のピントが薄いレンズだけに無茶振りとは分かっていますが・・広角レンズはアクションシーンでも使いたかっただけに、この部分は特に痛いポイントですね💧

 

 

SEL1635GMのカメラ装着イメージ
SEL1635GMのサイズ:  最大径φ88.5mm、全長121.6mm、質量:約680g
SEL24F14GMのカメラ装着イメージ
SEL24F14GMのサイズ:最大径φ75.4mm、全長92.4mm、質量:約445g

後、大きさと重さはSEL24F14GMの方が有利ですが、SEL1635GMもネックとなるほど大きくて重たいわけではありません。私的にはどちらも片手で1日振り回しても余裕な範囲です。

SEL1635GM対SEL24F14GM まとめ

繰り返しですが、

  • 描写を重視するなら『SEL24F14GM
  • 利便性を重視するなら『SEL1635GM

同じシリーズのズームレンズと単焦点レンズの描写を比べて単焦点レンズの方が劣るようなら存在意義が無いわけで。利便性も同様ですが・・

例えばSEL70200GMとSEL135F18GMを比べた場合、私にとって一番ネックだったのがSEL70200GMの重さ。SEL135F18GMは重さが許容範囲に収まっていることに加えて表現の幅も圧倒的に優れていると感じている上、焦点距離の差は広角レンズほどシビアに思えないため、SEL135F18GMのみで全然OK!と思えています。

SEL2470GMからSEL50F14Zへも同様ですね。

 

ですが、このSEL1635GMとSEL24F14GMの場合、SEL1635GMの「16mm+AF合焦速度」がかけがえのないものだったのでかなり残念・・。

基本は犬を可愛く、より雰囲気のあるように撮りたいので、SEL24F14GMがあればSEL1635GMの使用頻度は激減するとは思えるものの・・

広角レンズはセオリー通り『SEL1635GM』を手元に残しつつ『SEL24F14GM』を追加するのが正解だった。と思えています。

ただし、私の場合はあくまでも犬のアクションシーンを撮るためにSEL1635GMが必要だから両方所持したいという結論となりました。

なので、

  • なによりも写りが重要!
  • アクションカメラ的な使い方はほとんどしない
  • 広角側の距離が24mmでも許せる

のでしたら「SEL24F14GM」1本でも十分に満足できるのではないでしょうか。

同じような理由で「いずれは両方買うつもりだけどとりあえず先に1本選ぶ」という場合も「SEL24F14GM」が先で良いんじゃないかな?と言いたいです。

不便なところから便利なところへは快適ですが、逆は辛いですからね😅

追記:動物瞳AFでAFの不満はほぼ解消されました!

ようやくα9にも動物瞳AFが搭載されました。そこで改めてSEL24F14GMでのアクションシーンの撮影にチャレンジしてみたところ・・慣れが必要なジャンプシーン以外の撮影は楽勝となりました!!

おかげで私の中でSEL24F14GMの愛着度が大幅にUP!!なので、動物瞳AFが使えるカメラをお持ちの人に限ってSEL1635GMよりもオススメしたいレンズとなりました!

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