ソニーαEマウントレンズ犬の撮影用ランキングTOP3【満足度順】
レンズ気になる欲がすっかり収まった私的な『買って良かったレンズ』をランキング形式でご紹介します。
- レンズ沼にハマりたくない
- ベストな構成に最短距離でたどり着きたい
と、お考えの方の参考となれば幸いです。
- 1 ソニーαEマウントレンズ犬の撮影用ランキングTOP3【満足度順】
- 2 ソニーEマウントレンズ:買って良かったランキングTOP3【まとめ】
- 3 TOP3レンズvsライバルレンズ:比較ギャラリー
- 4 APS-C機にレンズを追加する場合・フルサイズ機と併用する場合
私(かーちゃんも)がレンズ選びで重視している基準は
- ハッとする描写をする率が高いこと
- よくボケてボケ具合がキレイなこと
- 玉ボケが大きくキレイに写せること
この3つの基準を満たしたレンズを満足度順にご紹介していきます。
1位:SEL50F14Z Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
ソニーの純正レンズですが、ドイツの「カール・ツァイス社」と共同開発のブランド「ツァイスレンズ」の50mm(APS-C機やクロップで75mm)の単焦点レンズ。
カール・ツァイス社の伝統ある「プラナー」の名を冠する1本です。
SEL50F14Zの特徴と重宝するシーン
- とにかく万能!凄く使いやすい!
- テキトーに撮っていても魅力的な写り!
日常的な撮影シーン全般(風景と一緒に。室内での撮影。10メートル以内のドッグランなど距離が離れすぎないシーン)
SEL50F14Zの欠点と使い辛いシーン
- デカイ!重い!高い!
- AFがわずかに遅い
- 接写でAFが迷いがち
近すぎるシーン、離れすぎるシーン(テーブルフォト(卓上の料理など)の距離などあまり寄れない。広いドッグランなど。)
SEL50F14Zの撮影サンプル
各画像をクリック(タップ)すれば元画像が表示されます。稚拙ですが、レンズの写りの参考となれば幸いですm(__)m
我が家のSEL50F14Z評価ポイント
私(とーちゃん)の満足度:5.0かーちゃんの満足度: 5.0
魅力的に写したいけど1本しか持ち出さない!レンズ交換せずに撮りたい!そんなウチのかーちゃんみたいな1本で取り続けたい人に最適なベストレンズ。
とにかく50mmという焦点距離は非常に使いやすく、撮るポジションによって広角レンズっぽくも、望遠レンズっぽくも写せる万能感が魅力です。
ボケ具合は下の135F18GMほどではありませんが、キレイで魅力的なボケと、艶っぽい写りは鳥肌ものです!
花や景色と一緒に撮る際のこのレンズの写りは別格!
基本は相変わらずかーちゃんが常用してますが、かーちゃんが他のレンズを使っている時にはすかさず使いたくなる魅力溢れるベストレンズですね!
2位:SEL135F18GM FE 135mm F1.8 GM
ソニー最高峰レンズ「GM(ジーマスター)シリーズ」の135mm(APS-C機やクロップで202mm)単焦点レンズ。
2019年2月に発売されたの新しいレンズで将来、一億万画素の時代が到来しても問題ない設計と言われています。
SEL135F18GMの特徴と重宝するシーン
- 圧倒的に素晴らしいボケ!
- 離れて撮ると驚愕の写り!
- 距離的に爆速のAF性能!
ポートレート風タッチ、走っているシーン(野外や広い室内で一匹~2匹を印象的に。ボケを活かしてふんわりと。20mくらいまでの動きのあるシーン)
SEL135F18GMの欠点と使い辛いシーン
- 三本の中で一番デカイ!重い!高い!
- 最低2メートルは離れないとダメ
集合写真、狭い場所での撮影(3匹以上の多頭飼いは厳しい。カフェなどでの集合写真は論外。広角域・標準域で撮っている人と一緒に撮影するシーン)
SEL135F18GMの撮影サンプル
各画像をクリック(タップ)すれば元画像が表示されます。稚拙ですが、レンズの写りの参考となれば幸いですm(__)m
我が家のSEL135F18GM評価ポイント
私(とーちゃん)の満足度:5.0かーちゃんの満足度: 4.5
とにかくキレイで圧倒的にボケるので愛犬をふんわりと可愛く撮とりたいポートレート風タッチを撮りたい時に重宝します。
そして、焦点距離的にもAF(オートフォーカス)の合致スピードが爆速的に速いので走っているシーンも十分狙えるところも魅力ですね!
※ただし、足の速い犬種や行動範囲が広い子は焦点距離が足りないかもしれません
うちはこの焦点域のレンズを3本所持してますが、活用しているのはほぼこのSEL135F18GMだけ。
最近、かーちゃんがこのレンズの魅力に気づいたおかげでボケを活かして撮りたいシーンや走っているシーンは取り合いになっています😅
とにかく、背景を大きくボカしたい!キラキラ玉ボケを狙いたい!そんなタッチが好みなら至極のレンズでしょうね!
(このレンズ以上のボケを求めるなら特にお値段が跳ね上がり、大きさ、重さもシャレにならないクラスのレンズとなります。少なくともホビーユースではこのレンズが上限と思えます)
ただし、
- 風景と一緒に撮りたいシーン(お出かけや旅行先などどこで撮ったか?ハッキリと分かるような写真)
- 下がれないシーン(狭くて思うように移動出来ない場所)
ではかなり扱いづらいレンズですので、このSEL135F18GMのみで出掛けるかどうか?よく考える必要があります。
3位:SEL24F14GM FE 24mm F1.4 GM
ソニー最高峰レンズ「GM(ジーマスター)シリーズ」の24mm(APS-C機やクロップで36mm)単焦点レンズ。
このSEL24F14GMは2018年9月に発売されたの比較的新しいレンズでSEL135F18GMと同じく、長く愛用していける設計と言われています。
SEL24F14GMの特徴と重宝するシーン
- 軽量コンパクトながら驚愕の写り!
- 圧倒的に近寄れる!
- スマホに勝つにはこれしかない!
通常のリードで撮るシーン、室内、集合写真、接近戦ジャンプ(野外問わず愛犬から距離を取れないシチュエーション。犬仲間と集まった時などの集合写真。多頭飼い。ドッグカフェなどでの室内撮影。狭いドッグラン。至近距離で狙うアクションシーン)
SEL24F14GMの欠点と使い辛いシーン
- 高い!(ライバルはスマホ)
- 2メートル以上離れると辛い
近寄れないシーン、離れて走り回るシーン(ドッグ賞などイベントシーン。中望遠などで撮ってる人と一緒に撮影するシーン。広いドッグランで勝手にうろつく子。)
SEL24F14GMの撮影サンプル
各画像をクリック(タップ)すれば元画像が表示されます。稚拙ですが、レンズの写りの参考となれば幸いですm(__)m
我が家のSEL24F14GM評価ポイント
私(とーちゃん)の満足度:5.0かーちゃんの満足度: 3.5
GMレンズの中でいちばんコンパクトかつ最軽量ながら息をのむ描写!見た目に騙されてはいけない恐るべき実力派レンズです。
描写はこのレンズ以降?のCGっぽいコントラストがハッキリとした写りで、レタッチ(加工修正)しなくても十分と感じることが多くあります。
そして、F1.4の明るさに加えレンズの先から約15cmまで近寄れますので背景をボカしたタッチも可能。なので抱っこして花と一緒に撮る「一人抱っこ撮り」や直ぐ側で走り回ってるシーンやジャンプして跳ね回っている瞬間も狙えるのがポイントです。(※要:動物瞳AF)
とにかく、広角域は他の焦点距離以上にシビアで小さな小型犬の撮影は難しい域ですが、(動物瞳AF頼みでなら)スマホ並みの手軽さで恐るべき描写のショットを狙えるところが最大の魅力です!
ただし、動物瞳AFが使えない場合、ピント合わせがむちゃくちゃシビアで非常に扱い辛いレンズでもあります。
なお、α6400+SEL24F18Zの組み合わせを使って来た人にとって、36mm(フルサイズ換算)から24mmの差は想像以上に広角で使い辛いと感じるはずです。
ちなみに、用途はインスタグラムへの投稿のみで
- 接近アクションシーンは撮らない
- ある程度離れて撮るのが基本
そして、「iPhone11レベルのスマホ」をお持ちなら狭いシーン用は割り切ってスマホで済ませるのも一つの手かもしれませんね😅
ソニーEマウントレンズ:買って良かったランキングTOP3【まとめ】
- 普段使い用:SEL50F14Z
- ボケを活かしたタッチ・広いシーン用:SEL135F18GM
- 狭いシーン・接近戦用:SEL24F14GM
の3本を揃えればこれ以上レンズは不要!
ただし、最初にお伝えした我が家的に重要視している3つの基準
- おお!と声が出そうな写りをすること
- キレイで大きくボケること
- 玉ボケがキレイで大きく写せること
この3つの価値基準に共感頂ける人に限ってです。
最高!!と感じる写りと引き換えに、ライバルレンズに対してのデメリットに目をつぶれる人にとっての話。
例えば、SEL50F14zはライバルレンズのSEL2470GMと比べると「利便性」が、SEL55F18Zと比べると「サイズ、重さ、価格」が劣るとも考えられます。
小型犬撮り限定としても、品評会やドッグアジリティ競技などを撮りたいのでしたら、望遠ズームレンズも必要でしょう。
ズームできない不便さ・大きさ・重さ・そしてお値段が許容できるなら。あくまでも、ウチみたいな「小型犬を可愛く(雰囲気重視で)撮ること」に全振りする場合のベストな選択としてご参考頂けると幸いです。
TOP3レンズvsライバルレンズ:比較ギャラリー
我が家的な大満足レンズ3本と、所持した事があるライバルレンズ(と思えるレンズ)とで近い内容の画像を添付していきます。
※サンプルはそれぞれ露光量(明るさ)のみライトルームで修正しています
SEL50F14Z vs SEL2470GM
SEL2470GMは24mm~70mmまでをカバーする標準域ズームレンズの最高峰。
SEL2470zやSEL24105G、シグマ、タムロン製品など標準域ズームレンズを検討している方も写りの基準としてご覧頂けると幸いです。
以上、光の加減がかなり異なっているので一概には言えませんが、全体的にアッサリした印象のSEL2470GMにたいして、SEL50F14Zはしっとり艶やかな印象になりやすいと感じます。
私の場合、標準域はズームの利便性が広角域ほどシビアと感じないため、一切ためらわずに入れ替えました。
SEL135F18GM vs SEL70200GM
SEL70200GMは70mm~200mmまでをカバーする望遠域ズームレンズの最高峰。
SEL70200F4G、シグマ、タムロン製品などの望遠域ズームレンズを検討している方も写りの基準としてご覧頂けると幸いです。
以上、「SEL135F18GMの圧勝!」と言いたかったのですが・・SEL70200GMも焦点距離200mm付近だと匹敵するボケ具合。
シャープさはそれほど重視しない、大きさ、重さが苦でなければSEL70200GMで十分かも知れません。
(タムロンの70180mmF2.8が気になります)
SEL135F18GM vs SEL100400GM
SEL100400GMは100mm~400mmまでをカバーする望遠域・超望遠域ズームレンズの最高峰。
このレンズはライバルレンズではありませんが、同じような使い方ができるため一応比較しました。
以上、コスモス畑のような距離がどうしようも無いシーン意外でなら、それぞれの替りに使えなくもありません。
というのもサクラの木をバックに2匹並んでいるシーンはほとんど同じ距離から撮影したものですが、SEL135F18GMの画像を拡大してみるとだいたい同じ感じの写り。
なので、トリミング耐性の高いα7Rシリーズならトリミング前提で撮れば替りとしてもおおむね行けると感じるため。
ただし、SEL100400GMでポートレート風タッチを狙うのはかなりシビアな事と、日中ですらISO値が上がりがち。
なので、一日通して使う日に1004001本のみで出掛けるのは不安です。
SEL135F18GM vs SEL100F28GM
SEL100F28GMは非常に良く似た外見ながら、「ボケが滑らかに写る」という効果を備えている特殊なレンズ。
SEL135F18GMとは性質の異なるマニアックなレンズです。
以上、一見、F5.6に絞ったら同じように写りそうですが、背景の残り方がかなり異なると感じます。
特に玉ボケ(光源)があるシーンでの差がけんちょで、個人的にふんわりしたポートレート風タッチならSEL135F18GM、お出かけ先の風景と一緒に撮りたい時はSEL100F28GMの方が扱いやすいと感じています。
反対にSEL100F28GMでふんわりしたポートレート風タッチを狙うのはかなりテクニカルです。
SEL24F14GM vs SEL1635GM
SEL1635GMは16mm~35mmまでをカバーする広角域ズームレンズの最高峰。
SEL1635Z、シグマ、タムロン製品などの広角域ズームレンズを検討している方も写りの基準としてご覧頂けると幸いです。
なお、SEL1224GMも24mm辺りはSEL1635GMとおおむね近い写りなはずです。
以上、他のGMズームと同じくクッキリシャープ感はSEL24F14GMの方が上を行く印象で、玉ボケをキラキラなど雰囲気を撮りたいシーンで差を感じます。
一方、風景を入れて撮る分にはより広角にズームできるSEL1635GMの方が圧倒的に使いやすいのは間違いありません。
この焦点距離は旅行など風景撮り用途の頻度で選ぶのがいちばんですね。
歪み・伸び比較
以上、SEL24F14GMは圧縮されたような歪んだ写りはほぼありませんが、引っ張られたような伸びはわずかに発生します。
なお、SEL1635GMも16mm付近はけんちょですが、24mm辺りからはかなり改善されます。
いずれにせよアップシーン(接写)は極力、中央付近で撮るのが無難ですね。
SEL24F14GM vs SEL24F18Z
SEL24F18ZはAPS-C機用の24mm単焦点レンズ。なお、24mmの表記ですが、実際は1.5倍の36mmで撮っていることとなります。(フルサイズ機でSEL35F18Fを使うのとだいたい同じ距離)
ですので、明確には焦点距離の異なるレンズですが、APS-C機から移行する際の参考としてご覧頂ければ幸いです。
以上、私とα6500時代のかーちゃんとで撮り方がかなり異なるため、ほとんど参考となりませんが・・SEL24F18Zは全体的に淡い感じ。
シャープでクッキリ、コントラスト(色味)が濃いハッキリしたタッチが好みならSEL24F14GMに乗り替える価値は高いでしょう。
APS-C機にレンズを追加する場合・フルサイズ機と併用する場合
α6400などAPS-C機にレンズを追加する場合、α6400などAPS-C機をお持ちで手放さずにα7IIIなどのフルサイズ機を追加する場合にオススメなのは
- SEL135F18GMのみ追加する方法
APS-C機用のレンズにもよりますが、仮に私的にベストと考えているSEL24F18Z+SEL85F18の組み合わせをお持ちの場合、SEL135F18GMを最初にお迎えするのがベターと感じます。
APS-C機で使用する際の焦点距離(フルサイズ換算)
私的にα6400などAPS-C機でオススメしているレンズ構成に今回紹介した3本を加えた場合、
- SEL24F14GM:36mm(同じ焦点距離)
- SEL24F18Z:36mm(同じ焦点距離)
- SEL35F18:52.5mm
- SEL50F14Z:75mm(必要か要検討)
- SEL85F18:127.5mm
- SEL135F18GM:202.5mm(唯一の焦点距離)
この焦点距離での運用となります。
特にSEL24F18Zは優れたレンズですので、APS-C機に加える場合はもちろん、フルサイズ機と併用する場合も焦点距離が被っているSEL24F14GMは無理してまで加える必要は低いと思えます。
SEL1635GM vs SEL24F14GM どっちを選ぶ?[caption id="attachment_1741" align="aligncenter" width="300"] SEL1635GM[/caption[…]
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