私(とーちゃん)がカメラを買うことにした経緯は?
犬を飼う以前、フェレットを飼っていました。その子たちはスマートフォンの内臓カメラでパシャパシャ撮っていて、それなりに満足もしていたのですが・・プリンスを迎える時(2016年12月)、どうせなら成長をきちんと綺麗な写真で記録していきたい!と思いカメラを買う事にしたのが始まりです。
ただ、この頃はここまでどっぷりハマるなんて想像もしてませんでしたf ^^;
かなりダラダラと語らせて頂いてますので、さらっと読み流して頂ければ幸いです。
キヤノンやニコンでなくソニーを選んだのは?
これ、カメラ持ってる人によく「ソニーなんですね」と言われます。
私の母もα9を見て「ソニーがカメラ作ってるの?」と驚いてました。「ミノルタの後継だよ」と伝えると納得してましたが。
まあ、その辺りも後から知った位、カメラを買うまで全く知らなかった世界。キヤノン=プリンターのメーカー、ニコン=プロカメラマンの機材でしょ?程度の認識でした。
そんな感じでカメラを知っている人からはソニーのカメラを選んだ理由が気になるみたいですが・・
思えばパソコンはVAIO、スマホはXperia(エクスペリア)、テレビはBRAVIA、ゲーム機はプレステ・・と、個人的にどれにするか?迷った時に選んできたメーカーだからかも知れません。
そんな流れでソニーのカメラを選んだワケですが・・結果的には「ソニーのカメラを選んで良かった!」と思えております。
何故なら動物瞳AF(オートフォーカス)が使えるから。
犬の撮影で一番苦労するのってやはり瞳へのピント合わせだと思えてます。。「んなもん腕を磨かんかいっ!!」と、怒られそうですが、やっぱり楽してヒット率は上げたいですからね。。
この機能はいずれ他社のカメラも搭載してくると思えますが、どう考えてもミラーレス一眼、特に瞳AFはソニーが一歩先を行っているので、動物瞳AFを使いたければこの先もソニーのカメラがベストなのではないでしょうか。
と、話の流れを戻して・・
α6500に決めたワケ
2007年頃、富士フイルムのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を使っていた事があったので、もう一度コンデジが欲しいとは思ってました。
で、プリンスを迎える事が決まり、カメラを実際に買おう!と決めた際、風の噂でソニーのRX100が凄く良いとの認識があったため、思い切ってRX100を買おう!とソニーストアを覗きに行ったところ・・
目に入ったのが当時新発売(予約受付開始直後)のα6500。
(なんちゃらのオールラウンダーってキャッチフレーズの広告、凄く魅力的に映りました)
どうせ買うなら「こっちの方が良い写真が撮れるのでは?」とハイエンド主義の心をくすぐられてしまい、ポチ(先行予約)ってしまったのがレンズ交換式ミラーレス一眼カメラを買ったキッカケでした。
実は一応、α6500を買う際にキヤノンのカメラ、kissXシリーズの事もちらっと調べたのですが・・私的にキヤノンのカメラは種類が多すぎて、どれを選べば良いのか?イマイチ分からず、スッとサイトを閉じてしまいました。
今ではカメラに対する金銭感覚がぶっ壊れてしまいましたが・・
その頃のRX100m5が12万円位な事にもとまどっていただけに約16万+レンズ代なんて、当時はよく思い切ったものです。
典型的な形から入るタイプ
私は徹底的に形から入るタイプです。(更にハイエンド至極主義※クルマなどトップグレードが気になるタイプ)
なのでα6500を買うと決めたらどんな物が要るのか?調べまくりました。
α6500は当初ボディのみ(セットレンズが用意されていない)だったのでどのレンズを買うか調べ抜いた末、
標準レンズとして「E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G」
コダワリレンズとして「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z」
仕事用の小物撮影用に「FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28」
の3本。
今考えてもこの3本を選んでいたのはかなり良い選択だったと思えております。※使用率はSEL24F18Zが圧倒的でしたが
形から入るタイプは買って満足して終わり
ただ、散々レンズについて調べて買ったカメラですが・・
私は説明書を読まないタイプ。全くカメラの勉強もせず、オートモードで撮り続けていました。。

こんな感じで買ったから一応はカメラ使ってます。程度の感じでテキトー撮り続けていました。
ところが2018年6月、犬のイベントで知り合った方の勧めでかーちゃんがインスタグラム(以後インスタ)を始める事に。
その時、私(とーちゃん)もやってみようかな~?と、一緒にインスタを始めました。
ただ、インスタを始めた当初はよく分からないのもあって、例のピンボケやブレ写真も気にせず投稿しちゃっていたのです。
でも、少しずつフォロワーさんが増えて来て「いいね!」やコメントを頂けるようになってくると・・もっと「いいね!」やフォロワーさんが増えてくれるように見栄えの良い写真が撮りたい!!
と、認められたい欲が沸いてきました。
良い写真が撮れる=良いレンズと思っていた(今もですが)ので、当初から興味のあったAPS-Cレンズ「Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS (SEL1670Z)」を検討していました。
ですが・・

どうしても気になっているのがプリンスとカレンが喧嘩してるシーンでの「ピンボケ&ブレブレ写真」の多さ・・
2018年6月の時点、価格comやカメラブログで注目を集めていたのはフルサイズのスタンダードモデル「α7III(α7m3)」
私も最初、α7iiiを考えていましたが・・
買い替える理由が上記のような「激しい動きの写真が取れない・・」なので、どうしても気になってしまったのがプロスポーツ撮影用のハイエンド機「α9」
私にとって正に理想のカメラですが・・当時、税込価格が約50万円とド素人にとってドン引きするお値段でした。
50万と聞くと高校生の頃、X68000というパソコンを無理してローンで買ったことを思い出します。おかげで3年間バイト漬けでしたが凄く満足していたので良い思い出です☆彡
「50万、貯金崩すにしてもヤバイ価格・・。」
と悩みまくったところ、とあるソニー代理店のブログで、ソニーのカメラは「残高据え置きクレジット」で買うのがおすすめ。といった記事を読み・・「こんな方法があったのか!?」ある意味確信を得た心境となり、ソッコーでα9を購入しました。
ド素人がソニーのハイスペックカメラ「α9」を購入!

こんな流れでド素人が持つにははばかれるハイスペックカメラ「ソニーα9」を追加。
ある意味、「機械が悪い!」と撮れない言い分けが出来ない環境に自分を追い込む意味合いもあります。
そして、カメラにお金を使うことへのマインドリミッターを解除!今後、かーちゃんの理解も得たいので「カメラを共通の趣味にしよう!」という相談の後、売り払うつもりだったα6500をかーちゃんに譲って一緒に撮影していくことにしました。
ちなみにα9はプロ仕様とうたっているだけあって設定を触ってなんぼの硬派な仕様。α6500で使っていたオートモード(緑ラベルのモード)はオマケ程度の簡素な物で、むしろα6500の方が色々なモードがあって優れている印象でした・・。
実際に撮ってみたケンカシーンも惨敗・・。

「α9を買うだけでケンカのシーンもバッチリ撮れる!」という期待は見事に裏切られました。
ですが、「このα9で絶対に撮れないワケはない!!」と確信は持っていましたので、
- 撮れないのは何が間違っているのか?
- どうすれば撮れるようになるのか??
ここでようやくカメラの基礎から勉強を始める気になりました。
そしてレンズ沼へ
そこからα9のWebマニュアルを見もって設定を触っては撮影。さらに写真の初心者向けブログやサイトを読みあさって撮り方やモードの使い方といった基本的な知識を仕入れていきました。なお、小型犬はおろか犬の撮影に特化した情報が少なくて苦労しました。一番役に立ったのがキヤノンさんの初心者向けHPという・・ソニーさん頑張ってください。。
そうこうしながら、少しずつ思っている感じに撮れるようになってくると撮ることが楽しいと感じるようになってきて「もっと早く勉強しとけば良かったな~」って気分でした。
そんなそんな気分と合わせてムクムクと湧き上がってくるのが「あのレンズならどんな感じで撮れるのだろう??」というレンズ気になる欲。
一度リミッターが外れてしまうと恐ろしいもの、欲しかったクルマへの買い替えをスパッと諦めることで・・
2018年7月末に
「FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200gm」と「1.4X テレコンバーター SEL14TC」
2018年11月半ばに
「FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635gm」
と俗に言われる「3本の大三元レンズ」を揃えるまでに半年も掛かりませんでした。
正直、書いててぶっ飛びっぷりに目眩を覚えます。。
なお、SEL1635gmの時点で完全に予算オーバーです。
ですが、一度はまってしまったレンズ沼(未所有のレンズが気になって仕方がない欲のこと)を抜け出すのは非常に困難でして。。
価格COMやブログで評判のよい「SEL85f1.8」が気になって仕方がなくなってしまい・・2018年12月、全く使っていなかった「SELP18105G」と「SEL50M28」を下取りに出し、
「FE 85mm F1.8 SEL85F18」を手に入れてました。

まあ、それだけ安価なSEL85f1.8(約6万、感覚壊れています;)が魅力的な写真と思えているワケでして・・。
この安価なSEL85f18でこれだけ撮れるなら高級な単焦点レンズならどれほど凄いのが撮れるのだろう?f1.4の世界はどんな感じに写るのだろう??
と、ヤバイ興味がメラメラと燃え上がって来ました;
で、既に手にしたいモードで調べまくった結果、単焦点レンズの中で特に気になったのが「SEL50F14Z」、「SEL100F28GM」、そして出る出ると噂の「SEL135F18GM」の3本。
正直、超が付くレベルで無理矢理に予算をかき集めて25万ほど。考えても考えてもヤキモキするので「SEL50F14Z」か「SEL100F28GM」のどちらかを直ぐにでも買ってしまいたい気持ちでした。
ただ、私の中で未発売のSEL135F18GMがいちばん気になっていたので、このレンズが発表される2019年2月末までググっと堪えて待つことにしました。
このSEL135F18GMがいちばん気になっていたワケは
- インスタでリスペクトしている数人が135mmで撮っている
- テレコンバーターが付けばAPS-C機で300f28的に使える(かも?)
というところ。
そんなワケで発表を心待ちにしていたワケですが・・
2019年の2月28日、いざ発表されたSEL135F18GMは確かに魅力的な仕様。
・・でも、凄く期待していたテレコンバーターの装着が出来ない!!
そして、分かってはいましたが・・定価235,000円+税というお値段(これは買わない理由の動機ずけです)。。
実際、70-200mmを135mmのみに固定して一日試してみたところ、かなり使い勝手が難しい焦点距離なのもあって興味がみるみる萎んでいきました。
ある意味、SEL135F18GMが候補から外れたおかげで一気に残りの2本に候補を絞ることに。
実はこれまで「新品でないと!」とこだわっていたのですが、価格COMなどに寄せられている口コミにちょくちょく「中古で安く手に入れました!」といったのを目にします。
「買う店さえ外さなければ中古品でも問題はないのかな?」との考えに変わって来てました。
カメラ機器の整理と入れ替えでレンズ沼脱出!
欲しかったレンズを2本とも手に入れられたこと、ずっと気になっていたレンズ(SEL135F18GM)が思っていた感じではなかったこと。
そして噂のハイエンドAPS-Cカメラ(α7000?)が発表されなかったこともあって、カメラ機材の整理をする決心が付きました。
先ず、かーちゃんのカメラを「α6500」から「α7riii(α7rm3)」へと入れ替えました。
そのワケはα6500が
- 夕方頃からの撮影が厳しいこと
- 動物瞳フォーカスに対応しないこと
そしていかなる場合もα9の写真との差が大きいと感じるためです。
かーちゃんはプリンス達の撮影だけでなく、花や景色など他の被写体にもかなりの興味を持っているので前からα7riiiが最適と思っていたのですが、基本は二人で撮影に出掛けるのでレンズの取り合いがシビアになることも予想出来たので迷っていたものの・・やはり善は急げと思い切りました。
まあ、自分はサザビーに乗ってリ・ガズィに乗ってるライバルに勝っても嬉しくない!というあのお方の心境でしょうか・・結果、νガンダムを手にしたライバルにボコられる展開が待っているわけですが💦
- α6500(望遠用としてもα7000が出そうなので不要)
- SEL24F18Z(今後APS-Cカメラを買った際に買い戻すかも)
- SEL2470GM(2018年11月以降、全く出番なし)
- SEL85F18(良いレンズですがSEL100f28gmとキャラが被っている)
そしてある意味、念願だった「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM」を入手。
これにてレンズ気になる病は満たされレンズ沼からの脱出完了!
最近はSEL1635gmをSEL24F14GMに、SEL70200gmをSEL135F18GMに入れ替える?とか少し妄想を楽しむ程度で落ち着きました。
2019/04/24追加:妄想を実現させてしまいました💦 ⇒ SEL70200gmとSEL135F18GMを比べて
これにて我が家のシステムは
- 私:α9
- かーちゃん:α7RIII
- SEL24F14GM
- SEL50F14Z
- SEL100F28GM
- SEL135F18GM
- SEL100400GM
の構成で落ち着きました。
この構成で満足し、あれだけ暴れまくっていたレンズ気になる欲からスッキリと解放されました。
ちなみにレンズの愛用度は
私 1位:SEL24F14GM・2位:SEL135F18GM・3位:SEL100F28GM
かーちゃん 1位:SEL50F14Z・2位:SEL135F18GM・3位:SEL100400GM
ですが、かーちゃんはレンズ交換を面倒がってSEL50F14Zをほぼ付けっぱなしで使っているため私は使えていません。
なので、買って良かった順に並べると1位:SEL50F14Z・2位:SEL135F18GM・3位:SEL24F14GMの順ですね。
ちなみに売ったレンズも含めた使用率順に並べると1位:SEL50F14Z・2位:SEL24F18Z・3位:SEL70200GM(かーちゃん的1位)と、かーちゃんの付けっぱなしが影響してツァイスレンズが上位を占める結果に。
ボディ(カメラ本体)はα7RIIIは素晴らしいカメラと思えていますが、α9は犬の撮影ではいき過ぎ、α7IIIで十分だったと思えています。
α6500はフルサイズ機と比べるとどうしても見劣り感が拭えません。
というワケでα9IIは見送り決定、残高据え置きクレジットが終わってもα9を手元に残す方向で、α7Ⅳが発売されたら追加を検討するつもりです。
・・本当はα7RⅣが欲しい!!のですが、かーちゃんに悪い気もしまして。。
2020年9月、追記
悩んだ末にSEL100F28GMを手放し、
タムロンの中望遠ズームレンズ「70-180mm F2.8 DiIII VXD / Model A056SF」
シグマの85mm単焦点レンズ「Art 85mm F1.4 DG DN」
の2本をお迎えしました。
SEL100F28GMを手放した理由はやはりどう考えても犬の撮影用としては使いづらいため。
滲むような独特のボケ方は唯一無二で、風景と一緒に撮る時に重宝していたものの、SEL135F18GMが空いていたらもれなくそちらを選ぶこと。
かーちゃんも花や昆虫を撮る時以外はまったく使おうとしなかったためです。
「70-180mm F2.8 DiIII VXD / Model A056SF」を選んだ理由は「SEL135F18GM」「SEL100400GM」の対抗馬として。
シグマのArt 85mm F1.4 DG DNはSEL50F14Zの対抗馬としての導入です。
というのも二人で一緒に撮影にでかけると、どうしてもレンズの取り合いになります。
最近のかーちゃんのレンズ使用率は
SEL135F18GM=70%
SEL50F14Z=30%
と、ほぼ2本を独占状態なため、70-180mm F2.8 DiIII VXDがあればSEL135F18GMの使用率も下がるのでは?と淡い期待を抱いてます。
以前、SEL70200F28GMを独占していただけに…。
なお、コスモス畑など135mmでは足りないシーンの場合も70mm-200mmでなら大丈夫だったことから70-180mm F2.8 DiIII VXDがあればSEL100400GMの取り合いもマシになるとの判断です。
このように「70-180mm F2.8 DiIII VXD / Model A056SF」「Art 85mm F1.4 DG DN」とも既存レンズが使えない時の代わりとしての導入ですが、せっかく購入したのですから、徹底的に使い込んで行きます。
ちょっとポロリ。かーちゃんが相変わらずSEL135F18GMばかり使っているので、私は70-180mm F2.8 DiIII VXDばかり使っていてArt 85mm F1.4 DG DNまで手が回っておりません。
以前のSEL70200GMとは異なった評価ですが「70-180mm F2.8 DiIII VXD」の利便性、素晴らしいです^^
なお、ドッグスポーツ撮影をガチるならSEL100400GMよりSEL200600Gの方がオススメ!と思えてます。
以上、乱筆長文なのを最後までお読みくださりありがとうございましたm(__)m
しかし、冷静に読み返してみると、行動がマジキチレベルですね;
これから犬の撮影でカメラを買おうかな~と思っている方は私のように回り道して散在しないよう↓の記事もご参考くださいね・・。
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